2020.05.18 Mon
Category | プラ16番
思った以上に時間のかかるマニ36。でも辛抱強く仕上げていきます。今回は辛くも楽しい床下です。

さて、前回本体のディティーリングを終わらせましたので、次はどんどん床下をやっていきます。
具体的に何をやるのか?ということです。
オハフ33の床下をスハ32改造の荷物車に変身させるわけですが、一応説明書にはほぼそのままで行けると書いてあります。
完全に配管などを再現するのは資料の問題上難しい (スハ32の図面本は現在プレミアつくほど入手困難) ので、表面で目立つ部分を中心にやっていきます。
KATOのオハフ33の床下はまずディティールが完全とはいえません。
旧型客車の魅力は透けて見える床下機器ですから、ここは少し手を入れるのがいいと思います。
個人的に気になるのは端梁。思った以上によく出来ていますが、ジャンパ栓受けの配置が少し寄り過ぎているのと
胴受けがカプラーを逃げるように削り取られているのが気に入りません。

素の状態ではこの通り。プラ16番としては全然OKなはずですが、連結面大好きっ子からすると物足りません。

そこでエコーモデルの端梁セット(旧型)を使ってグレードアップ。
KATOのカプラー機構は優秀なのでそのまま生かしたい。そこでモールドだけ削り取りこれらを接着。
気になる部分には瞬間接着剤を流してしっかり固めます。シビアな部分ですので慎重に...
思った以上に頑丈なリアル連結面になりました。
カプラーユニットごと取り外しできるので、TNカプラーみたいなもんです。
エアホースは111番にちゃんと合わせて1つ。もちろんもっとごちゃごちゃしたクルマもいました。


次に蓄電池箱をフジモデルのモノに交換。車軸発電機も台座の形が微妙に違うのと、ちゃんとベルトを表現したかったのでエコーモデルのものに交換しちゃいました。
やっぱりこの辺は外せませんね。

床下パーツは干渉しないかどうか常に気を配ります。
仮組。車軸発電機いいっすねぇ。

次にマニ36で目立つのはガーランド型のトイレ流し管と洗面所流し管。それぞれ工房ひろとエコーモデルより取り付け。
この取り付け位置は車両によってバラツキがあります。
今回製作するマニ36 111は北スミ時代の写真があったのでそこから寸法を割り出しました。
だいたい合っているのではないでしょうか。
ロストのバルブパーツは蒸気トラップといいます。車掌室や貴重品室などの場所や数に応じて数と配置が異なります。
すなわち種車がごちゃまぜなマニ36では車両により全く異なる配置をとるわけです。
今回は111番の明瞭な写真が1か所分しかなかったので、同じくスハ32改造松任工場110番の写真も含めて判断。
車体真ん中らへんには多分ないんだと思います。111番の比較的明るい写真でもないように思えます。
同じスハ32でもグループにより全然違ったりします。こちらのサイトの102番とかとも違うんですよね。厄介だなぁ。

気になる配管は一応再現してみました。こちらのエンドの写真はないので、110番を参考に。
111番は110番よりも配管の位置が高いように見えたので、高さは反対側の写真の影から判断。

車体へのフィットもOKそうです。
これだけでお酒が進むなぁ、ほっとする瞬間です。
さて、次は台車に移ります。
台車はマニ36 111の場合TR23のコロ軸台車でした。
TR23は前期型と後期型2種類があって、リブの有無です。
この辺は勉強しないと難しかったです....

オハフ33付属の台車をエコーモデルのころ軸改造キットでコロ軸化しました。
元のピポットのままだったマニ36もいます。

まんまの形態は日光モデルから出ています。
いわゆるTR23の後期型?なのかな。コロ軸です。
ですがKATOの集電機構が欲しいがために改造して手に入れました。日光台車はTOMIXに使えますが、KATOでは室内灯に工夫がいるので面倒なのです。

最初は上のトラムウェイ台車を使おうかと思ったのですが、これは違います。
TR34という改良型で、マニ36にも使われていますがバネの周辺の枠の形が異なりますね。
下のTR23が今回のものです。

ちなみにめっちゃ価値のあるKATOのTR23コロ軸というものもあります。
これはオハ47に付属していますが、ご覧の通りリブのない初期型?です。
この差異を再現したくTR23からわざわざ改造したというわけです。

まとめ。
上からTR23初期型、KATOオハ47付属。
TR23後期型ころ軸改造。KATOオハ35系付属ピポットをコロへ改造。
TR23日光モデルコロ軸改造。後期型。集電むずかしい (w)
問題なく集電もできそうなので、今日はここまで。
床下はだいたい決着がつきましたので、次は細かいところを仕上げて塗装と行きたいところですね。

さて、前回本体のディティーリングを終わらせましたので、次はどんどん床下をやっていきます。
具体的に何をやるのか?ということです。
オハフ33の床下をスハ32改造の荷物車に変身させるわけですが、一応説明書にはほぼそのままで行けると書いてあります。
完全に配管などを再現するのは資料の問題上難しい (スハ32の図面本は現在プレミアつくほど入手困難) ので、表面で目立つ部分を中心にやっていきます。
KATOのオハフ33の床下はまずディティールが完全とはいえません。
旧型客車の魅力は透けて見える床下機器ですから、ここは少し手を入れるのがいいと思います。
個人的に気になるのは端梁。思った以上によく出来ていますが、ジャンパ栓受けの配置が少し寄り過ぎているのと
胴受けがカプラーを逃げるように削り取られているのが気に入りません。

素の状態ではこの通り。プラ16番としては全然OKなはずですが、連結面大好きっ子からすると物足りません。

そこでエコーモデルの端梁セット(旧型)を使ってグレードアップ。
KATOのカプラー機構は優秀なのでそのまま生かしたい。そこでモールドだけ削り取りこれらを接着。
気になる部分には瞬間接着剤を流してしっかり固めます。シビアな部分ですので慎重に...
思った以上に頑丈なリアル連結面になりました。
カプラーユニットごと取り外しできるので、TNカプラーみたいなもんです。
エアホースは111番にちゃんと合わせて1つ。もちろんもっとごちゃごちゃしたクルマもいました。


次に蓄電池箱をフジモデルのモノに交換。車軸発電機も台座の形が微妙に違うのと、ちゃんとベルトを表現したかったのでエコーモデルのものに交換しちゃいました。
やっぱりこの辺は外せませんね。

床下パーツは干渉しないかどうか常に気を配ります。
仮組。車軸発電機いいっすねぇ。

次にマニ36で目立つのはガーランド型のトイレ流し管と洗面所流し管。それぞれ工房ひろとエコーモデルより取り付け。
この取り付け位置は車両によってバラツキがあります。
今回製作するマニ36 111は北スミ時代の写真があったのでそこから寸法を割り出しました。
だいたい合っているのではないでしょうか。
ロストのバルブパーツは蒸気トラップといいます。車掌室や貴重品室などの場所や数に応じて数と配置が異なります。
すなわち種車がごちゃまぜなマニ36では車両により全く異なる配置をとるわけです。
今回は111番の明瞭な写真が1か所分しかなかったので、同じくスハ32改造松任工場110番の写真も含めて判断。
車体真ん中らへんには多分ないんだと思います。111番の比較的明るい写真でもないように思えます。
同じスハ32でもグループにより全然違ったりします。こちらのサイトの102番とかとも違うんですよね。厄介だなぁ。

気になる配管は一応再現してみました。こちらのエンドの写真はないので、110番を参考に。
111番は110番よりも配管の位置が高いように見えたので、高さは反対側の写真の影から判断。

車体へのフィットもOKそうです。
これだけでお酒が進むなぁ、ほっとする瞬間です。
さて、次は台車に移ります。
台車はマニ36 111の場合TR23のコロ軸台車でした。
TR23は前期型と後期型2種類があって、リブの有無です。
この辺は勉強しないと難しかったです....

オハフ33付属の台車をエコーモデルのころ軸改造キットでコロ軸化しました。
元のピポットのままだったマニ36もいます。

まんまの形態は日光モデルから出ています。
いわゆるTR23の後期型?なのかな。コロ軸です。
ですがKATOの集電機構が欲しいがために改造して手に入れました。日光台車はTOMIXに使えますが、KATOでは室内灯に工夫がいるので面倒なのです。

最初は上のトラムウェイ台車を使おうかと思ったのですが、これは違います。
TR34という改良型で、マニ36にも使われていますがバネの周辺の枠の形が異なりますね。
下のTR23が今回のものです。

ちなみにめっちゃ価値のあるKATOのTR23コロ軸というものもあります。
これはオハ47に付属していますが、ご覧の通りリブのない初期型?です。
この差異を再現したくTR23からわざわざ改造したというわけです。

まとめ。
上からTR23初期型、KATOオハ47付属。
TR23後期型ころ軸改造。KATOオハ35系付属ピポットをコロへ改造。
TR23日光モデルコロ軸改造。後期型。集電むずかしい (w)
問題なく集電もできそうなので、今日はここまで。
床下はだいたい決着がつきましたので、次は細かいところを仕上げて塗装と行きたいところですね。
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