2020.05.01 Fri
Category | GRAND CHARIOT活動記録
今夜はBトレの整理を行い、素組みを行っておりました。
なかなか、楽しいものですね。ですが、思いがこみ上げてきました。
なぜ、Bトレは衰退し、サイレント終了したのか...
その理由について、少し考えたことがあるので、書いてみます。
私はパート1からBトレを知り、パート6あたりから本格的に参戦しました。
元はコアなユーザーも多く、そのマニアックなバリエーションの展開ぶりが面白いものでした。
そう、今思えば、ショーティーモデル以上に、この商品展開に魅力を感じていたのだと思います。
Bトレが衰退し、何もないまま終わってしまった理由は絞ると以下の様なものだと思います。
・値段の高騰
・塗装の省略の過多
・地方私鉄ラッピング車への偏向
・国鉄・JR型の軽視
ユーザーの年齢層は実は高い年齢も半数程度いました。
それなのに私鉄の新型式ばかりだしてもお財布は動きづらいだろうに...
事実、583系やキハ181、キハ58などは常に売り切れ、再販されていましたからね。
・価格の高騰の一方で見直されないセット構成
・いつまでも本命を出さない商法
(キハ52、701系-0など...)
これらの傾向が強くなっていった時期、Bトレは音もなく衰退していったのでした。
ただ、我々ヘビーユーザーからも、目に見えてダメな部分が他にもありました。
ひとつは造形の偏り。
古いものは165系、205系など、昔から「正面の造形がいい」ことは事実でした。
名作20系客車もしかり。
新しいところで言えば、500系、E3系新幹線、581/583系、キハ181系は非常に優秀な造形でした。
創り分けのパーツも充実していて、正直あの値段でここまで満足できるキットも少なかった。
古い形式もそれなりにいいものがありました。
キハ55・43系・10系寝台・44系特急などは、全然引けをとらない良いモデルだったと思います。
末期だけれど、DE10やキハ40も、よくぞあそこまでカッコイイモデルになったなぁと。
全盛期の683系や211系も、かなり気合が入っているのが見て取れる作品でした。
一方で結構ひどいモデルもあった...
個人的に恨んでいるのは、12/14/24系のひどさ。
12系は方向幕が絶望的にダサすぎる。あんなに細いのでよくOKでたな...と。
14系は似てない顔と側面のいい加減な設計。おかげで500番台の「はまなす」なんて使い物にならない。
24系は100番台は顔が似ていないしルーバーなどの表現がゴミ。
北斗星・トワイライトエクスプレスも何を見て作ったんだか....あまりにもモールドや窓配置がいい加減過ぎました。
フル編成がまともに組めない型式が多すぎる。
この辺って実は鉄道のコンテンツとしては稼ぎ頭で、絶対手を抜いちゃいけないところだったと思う。
2つ目はかゆいところに手が届かない型式の多さ。
10系なんて寝台車の出来が良くて非常によく売れていたのに、いつまでも座席を出さなかった。
ナハ11・ナハフ11がないと、オロ11だけ出されたって編成なんて組めたもんじゃない。
43系があるといっても、スロ62やスロ54がない以上全盛期の津軽すら組めないんだぜ?
ヘビーユーザーのおじさんたちは、結局こういうのに惹かれてボコスカ買っていたのに。
もはや創意工夫で済ませられるものではありませんでした。
折角の良作10系寝台車が本当に勿体ない...
スハネ16・オハネ12・オハネフ12/13の違いが気になるような人は、それぞれ加工できるようになっていたのに。
キハ58・28も、カラバリできれば良かったんだろうけど、造形含めちょっといい加減だった。
キロ28からキロ58への改造くらいならちょうどいいかもしれない。
だけどキハ20系列やキハ40がないと、まともに混結すらできず楽しみは半減。
これじゃあみんなたくさん買ってくれない。
キハ40やキハ52を出したのはあまりにも遅かった。
前者はモールドも良かったけど、後者なんて全然似てないし、ところどころおかしかった。
それにキハ52は本命の国鉄色を最初に出さなかったのが災いして全然注目されなかったし、売れなかった。
売れるだろう北海道形を出さないで、結局消えた。
683系も、681系を出し渋って、4000番台も結局出さず。
あの編成のバリエーションが魅力だったのに。
スノーラビットを出したのはいいけど、やっぱり遅すぎたんだよね。
「売れる型式」に、全力注がないで、本当にコンテンツが存続できると思っていたんだろうか....
私鉄はあまり買っていなかったのだが記憶から。
近鉄のアーバンライナーネクストとか、さくらライナー。あれは塗装がダメダメすぎた。
パノラマスーパーも旧塗装がめっちゃ売れたのに、結局再販はクソダサ新塗装。
日車が頑張っていただけに、ホントに勿体なかった。
キハ8500とかも出せば、もっと好調だったとは思うけど。
7500を出してくれたことに感謝。
なぜか3000を再販しない小田急。遅すぎた京阪5000。
魅力的な車両をたくさん抱えているのに再販ばかりの京成、阪神...
健闘したのは西武と南海、阪急あたりだった。
西武は6000を本命を出せば違ったのに、変に9000とか3000に絞ったせいで売れ残ってしまった。
でも全体的にバランスよく売っていたと思う。
南海と阪急は本当に最後までよく頑張って色々出していて、とても刺激的だったのに
Bトレというコンテンツ本体がダメダメじゃ客も買わなくなってしまうよね。
メトロは頑張ったほうだと思うけど、違う、そうじゃないっていうのばかりだった。
05系とか南北線を求めていたんだよユーザーは....03とかも。
丸の内線は最後まで支線のマニアック形式だけ。
結局、微妙な私鉄製品の率が高かったように思う。
こっちの製品の比率が多くなりすぎると、国鉄・JRで支えられたコンテンツそのものの顧客が減る。
そうすると、私鉄の方でもこれまで買っていた一部の層が買わなくなる。
その連鎖で、ここまで来てしまったんだと思う。
上にも書いたけど、第三セクターや地方私鉄はもう少しどうにかならなかったのか....
のと鉄道はブームだったし、よくできていたから比較的みんな買っていた。
でも他は売れ残り過ぎてかわいそうだった。
北海道ちほく高原鉄道とか、小湊鉄道とか、そういう古くから人気のある路線ならまだあるだろ...
今思えば、出してほしいものを全然出さないで、明らかに売れない製品の乱発とか京阪8000新塗装みたいなクソセット構成を続けていたからこうなったのだから、この終わりはしょうがない。
最後に言わせてください。
終わるときくらいはちゃんと公式から「さようなら、ありがとう」くらい欲しかった。
さよなら商品があればみんな買うんだからさ。
それと、僕らはいつまでも待っていたぜ...
キハ82系を、まともなE231近郊を、JR北海道やJR四国の個性的な車輛達のBトレを...
こんな思いですが、Bトレは結局少し残します。
新製品がないと、結局続かないんですよね。
最近、リアルな造形と自分たちの情熱を活かせるプラ16番ばかりです。
それでもBトレはもう5から6作品位は残せたらいいなと思い、続けることにしました。
5/1追記
この文章は一個人の偏見によるものなので、このようなつまらない話より他の記事を見てくださいな。
なかなか、楽しいものですね。ですが、思いがこみ上げてきました。
なぜ、Bトレは衰退し、サイレント終了したのか...
その理由について、少し考えたことがあるので、書いてみます。
私はパート1からBトレを知り、パート6あたりから本格的に参戦しました。
元はコアなユーザーも多く、そのマニアックなバリエーションの展開ぶりが面白いものでした。
そう、今思えば、ショーティーモデル以上に、この商品展開に魅力を感じていたのだと思います。
Bトレが衰退し、何もないまま終わってしまった理由は絞ると以下の様なものだと思います。
・値段の高騰
・塗装の省略の過多
・地方私鉄ラッピング車への偏向
・国鉄・JR型の軽視
ユーザーの年齢層は実は高い年齢も半数程度いました。
それなのに私鉄の新型式ばかりだしてもお財布は動きづらいだろうに...
事実、583系やキハ181、キハ58などは常に売り切れ、再販されていましたからね。
・価格の高騰の一方で見直されないセット構成
・いつまでも本命を出さない商法
(キハ52、701系-0など...)
これらの傾向が強くなっていった時期、Bトレは音もなく衰退していったのでした。
ただ、我々ヘビーユーザーからも、目に見えてダメな部分が他にもありました。
ひとつは造形の偏り。
古いものは165系、205系など、昔から「正面の造形がいい」ことは事実でした。
名作20系客車もしかり。
新しいところで言えば、500系、E3系新幹線、581/583系、キハ181系は非常に優秀な造形でした。
創り分けのパーツも充実していて、正直あの値段でここまで満足できるキットも少なかった。
古い形式もそれなりにいいものがありました。
キハ55・43系・10系寝台・44系特急などは、全然引けをとらない良いモデルだったと思います。
末期だけれど、DE10やキハ40も、よくぞあそこまでカッコイイモデルになったなぁと。
全盛期の683系や211系も、かなり気合が入っているのが見て取れる作品でした。
一方で結構ひどいモデルもあった...
個人的に恨んでいるのは、12/14/24系のひどさ。
12系は方向幕が絶望的にダサすぎる。あんなに細いのでよくOKでたな...と。
14系は似てない顔と側面のいい加減な設計。おかげで500番台の「はまなす」なんて使い物にならない。
24系は100番台は顔が似ていないしルーバーなどの表現がゴミ。
北斗星・トワイライトエクスプレスも何を見て作ったんだか....あまりにもモールドや窓配置がいい加減過ぎました。
フル編成がまともに組めない型式が多すぎる。
この辺って実は鉄道のコンテンツとしては稼ぎ頭で、絶対手を抜いちゃいけないところだったと思う。
2つ目はかゆいところに手が届かない型式の多さ。
10系なんて寝台車の出来が良くて非常によく売れていたのに、いつまでも座席を出さなかった。
ナハ11・ナハフ11がないと、オロ11だけ出されたって編成なんて組めたもんじゃない。
43系があるといっても、スロ62やスロ54がない以上全盛期の津軽すら組めないんだぜ?
ヘビーユーザーのおじさんたちは、結局こういうのに惹かれてボコスカ買っていたのに。
もはや創意工夫で済ませられるものではありませんでした。
折角の良作10系寝台車が本当に勿体ない...
スハネ16・オハネ12・オハネフ12/13の違いが気になるような人は、それぞれ加工できるようになっていたのに。
キハ58・28も、カラバリできれば良かったんだろうけど、造形含めちょっといい加減だった。
キロ28からキロ58への改造くらいならちょうどいいかもしれない。
だけどキハ20系列やキハ40がないと、まともに混結すらできず楽しみは半減。
これじゃあみんなたくさん買ってくれない。
キハ40やキハ52を出したのはあまりにも遅かった。
前者はモールドも良かったけど、後者なんて全然似てないし、ところどころおかしかった。
それにキハ52は本命の国鉄色を最初に出さなかったのが災いして全然注目されなかったし、売れなかった。
売れるだろう北海道形を出さないで、結局消えた。
683系も、681系を出し渋って、4000番台も結局出さず。
あの編成のバリエーションが魅力だったのに。
スノーラビットを出したのはいいけど、やっぱり遅すぎたんだよね。
「売れる型式」に、全力注がないで、本当にコンテンツが存続できると思っていたんだろうか....
私鉄はあまり買っていなかったのだが記憶から。
近鉄のアーバンライナーネクストとか、さくらライナー。あれは塗装がダメダメすぎた。
パノラマスーパーも旧塗装がめっちゃ売れたのに、結局再販はクソダサ新塗装。
日車が頑張っていただけに、ホントに勿体なかった。
キハ8500とかも出せば、もっと好調だったとは思うけど。
7500を出してくれたことに感謝。
なぜか3000を再販しない小田急。遅すぎた京阪5000。
魅力的な車両をたくさん抱えているのに再販ばかりの京成、阪神...
健闘したのは西武と南海、阪急あたりだった。
西武は6000を本命を出せば違ったのに、変に9000とか3000に絞ったせいで売れ残ってしまった。
でも全体的にバランスよく売っていたと思う。
南海と阪急は本当に最後までよく頑張って色々出していて、とても刺激的だったのに
Bトレというコンテンツ本体がダメダメじゃ客も買わなくなってしまうよね。
メトロは頑張ったほうだと思うけど、違う、そうじゃないっていうのばかりだった。
05系とか南北線を求めていたんだよユーザーは....03とかも。
丸の内線は最後まで支線のマニアック形式だけ。
結局、微妙な私鉄製品の率が高かったように思う。
こっちの製品の比率が多くなりすぎると、国鉄・JRで支えられたコンテンツそのものの顧客が減る。
そうすると、私鉄の方でもこれまで買っていた一部の層が買わなくなる。
その連鎖で、ここまで来てしまったんだと思う。
上にも書いたけど、第三セクターや地方私鉄はもう少しどうにかならなかったのか....
のと鉄道はブームだったし、よくできていたから比較的みんな買っていた。
でも他は売れ残り過ぎてかわいそうだった。
北海道ちほく高原鉄道とか、小湊鉄道とか、そういう古くから人気のある路線ならまだあるだろ...
今思えば、出してほしいものを全然出さないで、明らかに売れない製品の乱発とか京阪8000新塗装みたいなクソセット構成を続けていたからこうなったのだから、この終わりはしょうがない。
最後に言わせてください。
終わるときくらいはちゃんと公式から「さようなら、ありがとう」くらい欲しかった。
さよなら商品があればみんな買うんだからさ。
それと、僕らはいつまでも待っていたぜ...
キハ82系を、まともなE231近郊を、JR北海道やJR四国の個性的な車輛達のBトレを...
こんな思いですが、Bトレは結局少し残します。
新製品がないと、結局続かないんですよね。
最近、リアルな造形と自分たちの情熱を活かせるプラ16番ばかりです。
それでもBトレはもう5から6作品位は残せたらいいなと思い、続けることにしました。
5/1追記
この文章は一個人の偏見によるものなので、このようなつまらない話より他の記事を見てくださいな。
スポンサーサイト
コメント