車体が概ね終わったので、作業は妻板に移ります。

妻板の基礎パーツに貫通扉を接着しました。
位置決めが多少シビアですが、ゼリー系接着剤を使うことで多少柔軟に調整できました。
次に銘板を取り付けます。

フジモデルの西日本用を使用。
Nスケールと異なり文字がはっきり読み取れるので作業はしやすかったです。
今回作っているマニ36 111はスハ32時代に大阪で製造されたようなので
「日本国有鉄道」の右に製造銘板、その下に松任工場の改造銘板を取り付けました。
この銘板ですが、位置は車両により異なる模様。
正直111番は資料も少ないので、連結面から読み取ってこの配置にしました。
元々銘板型のモールドがあるので、削除が面倒だったのもあります。
こういうところが金属は面倒です。


しっかり固着できたら曲げます。
曲げる角度が重要なので、裏に補強パーツを取り付けたうえでやります。
後になって分かりますが、この辺とデッキ周辺は精密にやっておかないと非常に大変な事になります。
この段階で、妻板の手すりに必要な穴は軽くさらっておきました。

いよいよ側板を組付け、立体にしていきます。
前回までで仕上げたボディには指示通りプラバンでツメとスペーサーを取り付けておきました。
この辺は写真撮るの忘れましたwすみません。
説明書の通り、ネジで中央と左右の板を感覚で調製していきます。
私の組み方が悪いのかもしれませんが、結構シビアで下側はだいぶ張力をかけました。
屋根を合わせてみて、よさそうなら各所に瞬間接着剤を流し完全に接着。
今までの組付けの悪い部分にボロが出たりしますので、すこしずつ2日かけて慎重に仕上げました。

最後に妻板を含めしっかりと接着。
屋根のところは特に裏側から接着剤を少しずつ流し、強度をもたせました。
ハンダがなくても、かなり強度が出ます。
注意するべきは屋根が合わない事。説明書か私のどちらかがわかっていないのでしょうが、屋根のボスはいくつか削除しました。
接着してしまうので問題はありません。
元々スハ32とオハ35は車体が異なりますので、妻板の幅も異なってきています。
そこをうまく調整し、プラ板などで隙間を全て埋めました。
あとはデッキ、妻板、屋根の両端について瞬間接着剤で隙間を埋めて全て固定しました。
手すりの穴などに注意しておきます。
今回はここまで。
次回、ペーパーを仕上げたうえでディティーリングをしていきます。
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