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Bトレと16番。北海道の鉄道を作ってます。
2014.04.20 Sun
Category | Bトレ ブルトレ
こんばんは。
最近めっきり更新が絶えてしまいましたね。


さて、今日は「あさかぜ」です!

といっても

CIMG6240.jpg


そう、「ブルートレイン」「動くホテル」
この語源となったのは、20系寝台「あさかぜ」号でした。

日本の寝台車の歴史は結構長いですが、僕がスハネ30・オロネ10とともに格調高い寝台客車として好んでいる車種です。

Bトレでこの編成を再現したのは...おそらく当ブログのみだとは思います。


Bトレでは20系寝台車は初めての客車製品として販売され、まさにその出来は今の製品に匹敵するものでした。
寝台客車の製品としては24系24形国鉄客車に次いで素晴らしいものだと思っています。

製品化されているのは

・カニ21
・カニ22
・ナハネフ22
・ナハネフ21
・ナハネフ23
・ナロネ21
・ナハネ20
・ナシ20

以上のように基本的な車輛は揃っています。
但し「日本海」や「はくつる」、東海道ブルートレインだと少しきついラインナップなんですね
折角のEF58やEF60-500(4次型まで出しちゃってw)がもったいないです。

ごちゃごちゃ言わずに見てみましょう。


☆機関車
CIMG6243.jpg

さて、今どきの少年少女でこの機関車を知っている人はいるだろうか。
なおさらだが、この機関車がブルートレインを引っ張ったことを知ってる人は何人いるだろうか。
僕は4歳の頃、荷物客車で知った・・・・・・


このEF61はもともと特急用(ブルトレ用ってこと)で製作されました
SG(蒸気暖房の事、「ながさき」の車内の温かい奴です)が搭載された直流電気機関車で、EF58の後継として特急を牽引したのですが、その期間はわずか1年足らず
それも「あさかぜ」の上り「あかつき」の上りが主な役割でした。
その後、EF60を改造したEF61-200がEF58と関西ブルトレを華々しく引っ張っているのだから皮肉

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荷物客車のような貨物牽引専門になった後は、ゴハチファンから敬遠され・・・・
最後は仲間と集団で消えて行った、まさに不運の電気機関車です。

一般色になり始めたころまでは「日南」「高千穂」などの運用にも顔をだし
「阿蘇」では周りがゴハチ急行だらけの中で異彩を放っていたわけです。

今回は敢えてEF60もEF58も選ばず。

この不運な機関車に、栄光の「あさかぜ」を牽いてもらったわけです。


さて、客車を見てみましょう。

☆ナハフ20 一体ガラス仕様
CIMG6244.jpg

どこが改造してあるか分からない貴方は修行不足。
20系の緩急車の座席車として、運用当初から連結された車輛です。
窓ガラスに種類がありますが、この車両はナハネフ22の大多数に見られた曲面ガラスです。

晩年はナハネフ20という寝台車に改造され「日本海」「ゆうづる」「あけぼの」に使われた経歴を持ちます。
種車はセブン限定のナハネフ21。

☆座席車 ナハ20
CIMG6245.jpg
CIMG6247.jpg

さて、皆さん「ナハ20」自体ご存知でしょうか?
「津軽」「おが」で有名なナハ21はご存知でしょうが、このナハ20というのはいまいちNゲージでもお見かけしません。
ナハ20は3両のみが製造された座席車で、ブルトレが「寝台専用列車」になりつつあったため、すぐに消えました。

基本的に「あさかぜ」専用です。ただ、末期は「はくつる」に使われました。
「はくつる」の魅力ありますよね。EF58の茶色に蒼のHM。
そしてDD51若番とC62の重連。これほど魅力的な編成はあるでしょうか。
その「はくつる」も、583系化され、そして24系として生涯を終えたんですね....


話が脱線しました。
ナハ20は座席車の為製品の車両とは相違点が多く、ナハネフ21から改造するにしても種別幕や窓の移設・埋め込み・小窓の開口など、何気に手間のかかっている作品だったりします。

ただ、ナハ20は青15のイメージなのでその通り塗ったらメンバーから「詫びくさい」「目立つ」と散々な感想でしたw

いずれ「はくつる」に組み込もうと思います。

☆B寝台 ナハネ20
CIMG6248.jpg
驚くことにこの「あさかぜ」には、代表的で数の多いナハネ20が4両しか組み込まれていません。

☆食堂車 ナシ20
CIMG6249.jpg

現在は数少ない食堂車ですが、20系はその編成の殆どに連結されました。
おそらく登場から連結がない種別は「安芸」だけだと思います。

☆一等車 ナロ20
CIMG6253.jpg

20系の座席車は早く姿を消しましたが、最後まで運用の残っていた形式があります。
ナロ20、一等車=グリーン車として「さくら」「みずほ」「あさかぜ」などで活躍した形式です。
先程のナハフ20やナハ20、切妻のナハフ21よりも窓の幅が大きいです。
Bトレになっているのは初めて見ましたwww

☆A寝台 ナロネ21
編成になんと4両!解放A寝台が複数連結されるのは「ゆうづる」などにしか見られず、貴重な例です。

☆A寝台個室・解放 ナロネ22
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20系のA寝台には3種類あり、そのうちで1人用個室と解放Aを備えたのがこのナロネ22です。
比較的長く使用され、「さくら」「みずほ」にも使用されました。
それ以外にも「あかつき」「あさかぜ最終日」で2両連結もあり、比較的メジャーな形式だと思います。
ナロ20と同じくKATOから製作しています。
ショーティーセンスに自信のある一作です。

☆A寝台 ルーメット ナロネ20
CIMG6251.jpg


本当にBトレでやってる人いるんですかね・・・・
って感じの形式ですが、最初の一人用個室「ルーメット」の時代を築いた「あさかぜ」専用車です。
Bトレ化がなかなか難しく、入手した中古品が歪んでいたのもあってあまり気に入りませんが
長年製作をしたかった車輛なのでお気に入りでもあります。

☆改造車の反対側 右からナロ20 ナロネ22 ナロネ20
CIMG6254.jpg


☆電源車 カニ22
CIMG6252.jpg

20系の電源車には4種ありますが、そのうちで目立つのはこのカニ22だともいます。
どちらかといえばカニ25「彗星」の方がなじみがありますが、「あさかぜ」にも存在しました。

ただ、Pは下げたままです。
パンタが上がった状態で運用されたのは「みずほ」くらいで「さくら」もすぐに終わってしまいました。


簡単になりましたが、20系寝台の座席車が居たころの編成の紹介でした。

20系はEF30やED73-1000などとも楽しめるので、今後もカマの増備によって活躍の機会がありそうです。
ただ、機関車はシクレのEF60-500に取り換え、編成を変えようか検討中です。


マヤ20とナロネ22・ナロ20を改造した「さくら」編成についてはまた紹介します。

では、次の「あさかぜ」は24系に乞うご期待~


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