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Bトレと16番。北海道の鉄道を作ってます。
2015.03.28 Sat
Category | Bトレ 北斗星

こんばんは。
昨日に引き続き、北斗星北海道編成の紹介をしていきます。

本日はロイヤル・ソロ。その生い立ちから簡単に解説していきます。
どうかお付き合いくださいませ。


ロイヤルソロロゴ

Sleeping Car Limited Express "HOKUTOSEI"
Royal romm & Solo

北斗星は登場時、1・2号は北海道、5・6号は東日本車とされ
それぞれロイヤルが1両連結となりました。
当初は北海道編成がロイヤル・デュエット、東日本編成がロイヤル・ソロの車両構成とされていました。
また、3・4号は東日本編成のオールモノクラスでしたが、のちに定期列車化される際
グランシャリオやロイヤルを含む「ハイグレード車」を連結することとなりました。
そこでロイヤル・ソロとロイヤル・デュエットを1両ずつの2両連結が初めてなされたのです。

その際誕生したのがオロハネ25 555 JR北海道では初めての「ロイヤル・ソロ」でした。

☆ロイヤル・ソロ オロハネ25 555

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オロハネ25 555はJR北海道の3・4号編成向けとして製造された車両です。
1989年のダイヤ改正で登場し、見た目からもわかるように「ニュー北斗星」の一員でした。
ロイヤルにはそれまでの赤いモケットから、清楚で重厚感のある深いダークグリーンへ変更しました。
鏡には霧の摩周湖が模されたエッチング加工がされていました。

見た目では、14系改造のため大型クーラーが採用され、台車や手すりも14系仕様とされました。
Hゴム扉は黒ではありますが、オハネ14 500の特徴を色濃く残したものです。
Bトレではクーラーがそもそもショーティー化されているため、本車両の特徴的な窓配置の再現の為に
ソロ部分を6窓配置としています。自分の印象では、これが一番しっくりくるのです。

洗面所窓や点検蓋はリニューアル後の仕様としています。だいぶすっきりした印象を持ちますね。


☆オロハネ25 556

DSCF4777.jpg
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北斗星3・4号で好評を博したロイヤル増備車は、ついにJR北海道自慢の1・2号にも連結されることとなりました。
増備車も555と同様に14系を使用。基本仕様は変わりありませんでした。
556~558には大きな特徴として「ステラリウム」と呼ばれる蛍光塗料による特殊照明が取り付けられ
最高のサービスを提供するとともに、優越感のある空間、ニュー北斗星の目指す「究極の旅立ち」を演出しました。

模型的な変異として、555に比べて2階部分の両端支柱が狭くなっていることがお分かり頂けますでしょうか。
これは556~558の特徴で、製造時期による苗穂独特のいい加減さが出ている場所ともいえます(笑)

また、通路側のナンバープレートの位置が違うのも特徴です。


☆オロハネ25 557

DSCF4779.jpg
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557は556と基本同じです。エンブレムの位置が違うのが面白いですね。
556はアルコン帯ギリギリに配置されていますが、こちらは違います。

実車は夢空間北斗星ニセコ号に連結されたり、JR東日本編成に連結されたり
あまり本来の仕事をしていたイメージがありません(笑)

Bトレでも、臨時北斗星にたくさん挟んでこき使われてもらいます(をい


☆オロハネ25 558

DSCF4781.jpg
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ロイヤル・ソロの最終増備車です。
オロハネ25 550も8両という大きな所帯でした。
ステラリウムという憧れの部屋も、3両も存在し、庶民のぎりぎり手の届く値段で乗車できたかと思うと
「北斗星」の偉大さを実感します。

558は屋根の色が明るくなっていること、点検蓋の位置が他と微妙ですがずれていることが特徴でした。
この点検蓋に関しては、これまでどなたも気づかれた様子がないほど微妙な差異です。

DSCF4741.jpg
(参考 オロハネ25 554 ロイヤル・デュエット増備車)

オロハネ25 555~の通路側はオロハネ25 554(ロイヤル・デュエット)と共通の形をしています。
これは、オハネ14 500改造車の特徴だといっていいのでしょう。またはニュー北斗星の象徴、といったところでしょうか。


これらオロハネ25 555~のロイヤル・ソログループは、クーラーが新型に換装されたものの
ミャンマーに譲渡されようとする末期には、片側だけ旧型に交換されたり、戻ったりが繰り返されていました。


現在も廃車体のようにミャンマーに残る彼ら。
そのステラリウムに灯が燈る日を、またいつか見たいものです。





次回はツインデラックスを紹介いたします。
僕の北斗星改造第1号、ニュー怖いDXことオロネ25 551が登場します。





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