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Bトレと16番。北海道の鉄道を作ってます。
2015.01.15 Thu
Category | Bトレ 北斗星



Sleeping Car Limited Express "Hokutosei 4" bound for Ueno.

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こんばんは。
こちらは久しぶりの更新となってしまいました。

先日は「北斗星客車」についての合同記事、如何でしたでしょうか。
多分、長くて読みづらかったと思います。
いずれ、リメイク後編成ごとに分かり易くく纏めたいと考えているので、理解の補助として頂ければと思います。

今回紹介するのは、新規に製作したJR東日本編成。

北斗星は何度も述べているように、2本体制から3/4号を定期化。
1999年まで定期3往復体制となっていました。
合同記事で紹介したものは3号の北海道編成でしたが、今回は4号の東日本編成を紹介します。

JR北海道・JR東日本で1編成ずつ組成、毎日運転となった3・4号。
コヒでは有名な「オハ25 551」やオロハネ25 555を誕生させるきっかけとなりましたが、
東日本でも珍車が生じる機会となりました。その多くは早くに消滅し、あまり存在を認知されていません。

そこで模型化し、自分でも「ぜんぶ、東のせいだ。JRツマンネ ツマンネ」から脱却しようと試みたわけです(イミワカンナイ



例により1号車から。


★1号車 オハネフ25 6 B寝台

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JR東日本は国鉄から多くのオハネフ25 0を引き継いだため、かなりのオハネフが存在しました。
その中でも6番は5・6号でもあまり見かけず、少しマニアックなナンバーでした。
特徴は寝台種別表示以外がすべて黒Hゴム。またエアホースが北海道車と異なりついたままです。

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Bトレでは我が家の標準加工、ステップの切り継ぎと前面フックの位置変更
ジャンパ栓跡、ホロの取り付けを行っています。
原型クーラーだったので作りやすかったです。特徴は全面扉のステップまで黒いこと。


★2号車 オハネ25 232

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この車両も僕自身はあまり記録していませんでした。きっと興味の薄い5・6号に多く利用されていたのでしょう。
オハネ25 100から改造された一般B寝台車。特徴はHゴムがすべてグレーなのと水切りのある非常口。
Bトレからは寝台側の扉交換と窓開け、非常口処理というかなり標準的(笑)な加工で改造。
クーラーは末期まで原型だったようです。

★3・4号車 オハネ24 61/オハネ24 30

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JR東日本のみに存在した、オハネ24 0番台の引き戸車(北斗星仕様)が2両連なる珍しい例です。

オハネ24は北斗星として
0番台(3, 29, 30, 44, 61)→JR東日本
500番台(501~504)→JR北海道

のように分けられています。
0番台は「あけぼの」「日本海」、500番台は「はまなす」で最近の使用例があります。
ただし青森転属となったのは3, 29, 44のみ。紹介した2両は尾久で最期を迎えたことになります。
29は青森転属後、割とすぐに廃車されてしまいました。

3・4号の定期列車化にともなって増備された北斗星用オハネ24。
この2両は「北斗星」で静かに使命を終えていった車両でした。

★5号車 オハネフ25 10

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僕個人としては団臨によく入っていた印象があります。
オハネフ25 6とあまり変わらず。Hゴムの色がグレー(すべて)なのが特筆すべき点でしょう。

★6号車 オハ25 504 ロビーカー

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以前紹介したロビーは、この編成のために製作したのでした。
新型クーラーに換装された1996年当時を再現。当初とは帯の切れ位置が変わらない様子です。

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オハ25 500はすべてJR東日本で、4両存在しましたが
方向幕がなく、「明かりとり窓」とされる意味不明な窓(笑)がついていたのはこの504のみでした。
特徴的ですが、物足りない感じもあります。

3・4号では東日本5・6号と同じく全室ロビーが採用されたため、JR北海道では全室ロビーが1両のみ改造されてこれに充てられました(オハ25 551)

★7号車 スシ24 504 GRAND CHARIOT

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今回初めてJR東日本の食堂車を製作しました(をい

以前紹介したJR北海道車とはエンブレムの有無や帯(天地方向に余裕がある、末端も帯が切れているなど)に違いがあったり、厨房窓が途中で埋められているしルーバー埋められたし・・・・
よくわからない東日本です。
Bトレではサボ位置の変更、埋め立てを行いました。塗装の改善もあって非常に実車に近づきました(自画自賛

屋根は原型→新型→原型となったため、新冷媒になったことはありません。時期的に原型としました。
504には大きな箱のようなものがくっついているのですが、ショーティーでは省略される位置にあったので残念です。


★8号車 オロネ25 504 ツインデラックス

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現存するツインデラックス。新型クーラーを積んでいました。
先月乗車した下りツインDXもこの車両で、バリバリ現役です。
当時はまだメンテナンスハッチ(扉下横の細長い部分)に帯がかかっていますね。
この504ならではで、北海道車と見間違えます(をい


★9号車 オロハネ24 501 ロイヤル・ソロ

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ずっと作りたかった車両。JR東日本で一番の珍車だと思っています。

北斗星は登場以来5・6号東日本に「ロイヤル・ソロ」を連結、オロハネ25 500でした。
これはロイヤルとソロを半分に割った構造で、JR北海道がのちに登場させる「オロハネ25 550後期」とは個室配置も部屋番号も個室数も違いました。

3・4号を定期列車化する際、JR北海道はオロハネ25 555を用意。
この配置に合わせて登場したのがオロハネ24 500。ただ1両の存在です(現存、北斗星として活躍。)

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(オロハネ25 555 北海道 ミャンマーへ譲渡)

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(オロハネ24 501 東日本 現存)


Bトレでは、上のオロハネ25 555を改造した際に僕が提唱した「6ソロ窓」の方法を使用。
ただどうしても「ロイヤル・ソロ」ロゴが入れたかったので苦労しました。
特徴としてはクーラーが新型で「25形」用の小型であること。
本来小型の新型クーラーは24形に使用されませんが、本車は車体新製のため使われたようです。

すでにメンバーのたくっち氏が完成させている車両ですが、彼にも相談に乗っていただきました。
ありがとうございます。この場でお礼申し上げます。


★10号車 オロハネ24 551 ロイヤル・デュエット

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オロハネ24 550はJR東日本のロイヤル増備車として改造、4両が存在ました。
現行編成でもすべてが使用。オロハネ24 501と同時に改造されていたからなのか似ています。

BトレではBセットに入っていましたが窓配置が気に入らないので改造。
デュエットをずらしました(製品窓割りは下のオロハネ24 553を参照)
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・・・地味な改造ですねwww
でも毎日のように記録していた身からすれば、しっくりくる。

★11号車 オハネフ24 10

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かなり有名な車両ですが、オハネフ24 の耐雪仕様で、オハネ24と同じく3・4号用に改造されました。
現在とは一番下の帯や車掌室窓が異なります。
北斗星としての使用が本来の目的ですが、間違いなく「あけぼの」に充当されたことの方が多いんじゃないかと(笑)

★電源 カニ24 112

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(左は北海道車 カニ24 501)

北斗星の電源車としてはカニ24 501~511(510は定期での使用例は未確認)とマニ24 500が存在しましたが、それでも足りないときは品川のカニ24 112を使用していたようです。

「あさかぜ」「出雲」として使用されていて、青森転属後「あけぼの」「日本海」に使用され、「はくつる」運用にも入ったという112。時には「北斗星」もこなしたのです。

ここで違和感を感じた方は目がいい感じにほぐれているようです。

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左が現在のカニ24 112。
そう、帯のキレ位置が全く違います。
これだけで表情変わるんですね・・・・
博多「あさかぜ」で使用された112ですが、機関更新は1993年。その後すぐにあさかぜ廃止。
この塗り分けであさかぜに華を添えていったのではないかと思います。
途中で塗り分けは現在のものへ。このカニの模型化は見たことがありません。


牽引機は


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そう!田端で有名な「下がり星」ことEF81 98。
唯一、星の位置が下にズレていて目立っていた98号機が、この編成を牽引していました。




北海道車と比べてどうも個室が少なく、魅力にかける東日本編成。
だからこそ、小さな個体差にこだわって組む。
相変わらず地味ですが、なかなか気に入りました。

東日本編成への考え方が変わる編成となったかもしれないです。

次は北海道編成第3弾を製作する予定です。


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多分、並行して面白い北斗星ネタを組み込むよう頑張ることになるでしょう・・・・。


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