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さらば北斗星北海道車⑦ デュエット


こんばんは。
ブログの更新は久方ぶりとなってしまいました。
twitterもあまり更新していない気がします。
少しずつリハビリしながら、やる気様を呼び寄せていくとします。

このシリーズも始めて7回目。
始めた頃は混成編成の終了、「北海道車」へのお別れという意味合いで書いていましたが、
今となっては、北斗星そのものへのお別れの時季が近づいているんですね。
早いものです。

だいぶ間が開いてしまいましたが、面白いのはここからであります。
本日は客車寝台の最終回、人気個室「デュエット」です。

CIMG6564.jpg


Sleeping car Limited Express "HOKUTOSEI"
Duet


JR1年目の期待の星として登場した寝台特急「北斗星」。
前に述べたようにJR東日本は特にグレードアップを進めることはなく、「夢空間」から「カシオペア」の開発に打ち込んでいきました。
一方、JR北海道は北斗星1・2号編成のオール個室化を目指すことになりました。

「ソロ」で言及したのでおさらいにはなりますが

1991.8.31上りからオハネ25 550 「オールソロ」を連結開始→5号車
1991.10.31上りからオハネ25 560 「オールデュエット」を連結開始→4号車
1997.10.1 北斗星1・2号の3号車をオハネ25 560に変更。
1998.3.1 北斗星1・2号の2号車をオハネ25 560に変更。全車個室化達成。

の様に2~5号車の開放B寝台をすべて個室化していったのがJR北海道編成でした。

今回はこの中の「オハネ25 560」について紹介していきます。

「北斗星」のデュエットはB寝台開放型と同じ料金で乗車できる2人用個室として大変な人気を博し、北海道編成登場以来活躍してきた「オロハネ25 551~553」、その増備車オロハネ25 554によって3・4号でも利用することが出来ました。
ただしロイヤル・デュエットという構造上、その室数は大変限られたものになりました。

そこでデュエットの増強を目的に登場したのがオハネ25 560でした。
改造の種車はなんと座席車であるオハ14 500。
当時道内急行として利用されていた座席車を、これらのDCPC化により捻出
その台車を利用して車体を新製するという手法がとられています。
勿論理由は国鉄から譲り受けた24系客車が他社に比べ極端に少なかったからです。

この手法自体はオロネ25 551などでも使われました。過去記事を参照してください。


☆オハネ25 561
DSCF6749.jpg
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オールデュエットのトップナンバーとして車体新製されたのが561です。
Hゴム扉を備えているのが北海道形14系客車改造の証です。
特徴は屋根に積まれた25形向けの新型クーラー。
これは登場時から新型でした(型番自体は経年変化しています。)。
当然サボすらも新製したため、その大きさは他の改造車と異なり大型(横長)となっています。
これは同じ経歴を持つオハネ25 550(オールソロ)にもみられた特徴でした。

Bトレでは寝台側に点検蓋を追加、洗面所窓なしの2003年初期型561/562の特徴を再現。
製品ではHゴムだった扉ですが、雨どいの形状がオハネ25 550のものであったため切り継いでいます。(下図参照)
DSCF6750.jpg



☆オハネ25 562
DSCF6752.jpg
DSCF6753.jpg

オハ14改造のデュエットは合計2両となりました。
往復で2本編成が用意されるため、最期まで予備がなかったことになります。

Bトレでは車体新製車独特の窓が多い通路側を再現。後期型とは異なるエンブレム・方向幕の位置関係を再現。
切り継ぎにより通路側の大型角手すりを追加、寝台側は561と562で異なるルーバー位置で差別化をしています。
同じに見えるこの2両ですが、ちゃんと違っていたのが面白いです。
この2003年頃までは、ルーバー付近の金帯は必ずルーバーにかかっていました。


☆オハネ25 563/564

DSCF6754.jpg
DSCF6755.jpg

ここまでで561/562を紹介してきましたが、冒頭に述べたようにデュエットは1997~1998にかけて増備されました。
それが「後期型」と呼んでいる563~566のグループです。
このグループをもって「北斗星用客車」の改造は終了してしまいました。

種車不足から14系座席を使っていたJR北海道ですが、さらなる増備には捻出される開放B寝台のオハネが用いられました。
それまで4~2号車を担当していたオハネ25 11 15 33のうち33を
オハネ25 227 240 241 のうち全てをデュエットに改造し、差し替えをしていきました。

当然改造中は代走が必要になりますが、オハネは11, 15しか残っていないので
東日本から借り入れることで対応していました。
いずれこの借入混成編成については模型化予定です。


さて、今回の種車は24系だったという事なので、ドアに注目すると一般引き戸に変更されているのがわかります。
製品ではHゴム付の誤植があったので、切り継ぎにより修正を行いました。
寝台側はドアの改造以外にルーバーの追加をした程度ですが、何と561/562よりも寝台側角手すりが短くなっていますね。
こういう無駄な差異こそ、北斗星の面白さなのです。
通路側は種車の面影を残した小窓がありました。あくまでも24系改造なので561・562よりも通路側窓数は減少、方向幕やエンブレム周りも異なった空間配置となっていました。

563-564での差異は、寝台側のルーバー位置です。564の方が下がっているのがわかると思います。
この時代は後期デュエットのルーバーには金帯がかからない形態と決まっていました。
(もちろん後年にこの法則は崩れ、混成編成ではバラバラでした。)
また、通路側の車番の位置が564では支柱の位置に来ていることがわかると思います。
実は564は妻板のドアも扉側に存在しないという仕様です。
その理由は勿論、564だけが「オハネ25 0の前期型改造」だからです。
この564に乗車するたび、かつてのオハネ25 33の面影を思い出したものです。


☆オハネ25 565 566

DSCF6761.jpg
DSCF6756.jpg

デュエット2両編成から更に増強が続けられ、最終的には3両のオールデュエットが組み込まれることになりました。
そこで登場したのが565/566でした。基本仕様は564/563と変更ありません。
双方とも100番台ハネ改造(もちろん北斗星用の引き戸からです)なので、車内のドアは両端共に存在しました。

外観での相違点はルーバー位置。565は他より明らかに下に下がっていて、
566は他とは異なる「金帯と高さの合わせられた形態」となっていましした。
また、564/565については563/566よりもエンブレム位置が若干上になっていました。
これは写真だと分かりづらいかもしれません。

CIMG2216.jpg


後期デュエットでは結局最後まで洗面所窓が残されました。
この大きさが方向幕と微妙に異なるのも面白いですね。
565/566では通路側のナンバーは窓の下の位置になっていました。おそらく100番台ハネの名残でしょう。
Bトレでは563/564と同様の改造ですが、エンブレム位置・ルーバー位置に気遣っています。
また4両とも後期車では通路側方向幕の位置を実車と同じようにずらし、エンブレムとの位置関係を正確にするようにしました。

久しぶりなのであまり纏まった記事にはなりませんでしたね。
次はB寝台開放型、もっとも「空気」な北斗星客車、オハネ25/オハネ24です。
オハネフ25を紹介した後、JR北海道での最終回はオハネフ24 500にしようかと思っています。


長らくお付き合い頂き有難うございました。
次もお付き合いいただければと思います。

DSCF1013.jpg
オハネ25 563にて

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プロフィール

客車男

Author:客車男
Bトレサークル"GRAND CHARIOT"チーフ。あの頃大好きだった懐かしの鉄道車両をBトレサイズで蘇らせます。

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